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手紙のススメ vol.9 紙選びのヒントあれこれ 〜絵柄の入ったデザインの選び方〜


手紙のススメ vol.9 紙選びのヒントあれこれ 〜絵柄の入ったデザインの選び方〜

株式会社山櫻のセカンドブランド +lab(プラスラボ)のクリエイティブディレクター 大場敦子さんによる連載企画「WATASHINO的 手紙のススメ」では、手紙もひとつのコミュニケーションツールでありビジネスツールであると考え、“「ワタシ」を印象付ける”をキーワードに手書きの手紙にまつわるコラムをお届けします。


何かにちなんだ紙選び

以前のコラム(vol.2)で「苦手を補う、手紙をつくる5つの要素」をご紹介しました。今回は、その要素のひとつ“紙選び”についてのお話しです。

vol.2のコラムでは、時候の挨拶を書くことが苦手な方がそれを補う手段として、季節にあった紙を選んで季節を表現することをおすすめしました。季節にあった紙選びも含め、絵柄の入った紙を選ぶときは「○○にちなむ」、何かにちなんだ紙選びをおすすめします。

“○○ちなんだ”紙選びは、以下の5つのキーワードをヒントにしてみてください。

@ 季節
A 縁起物(幸運のモチーフ)
B 名前
C 場所
D 趣味・職業






それでは、@〜Dをひとつひとつ説明していきます。

@ 季節
説明するまでもなく手紙をおくる季節にあった紙です。季節の植物や風景、食べ物や行事など、同じ季節でもさまざまな表現ができます。季節を考えた紙選びでひとつ気をつけたいことがあります。できれば季節は先取りしましょう、季節が遅れるより先取りした方がより好印象を与えます。例えば、クリスマス前に届くクリスマス柄のカードと、後の年の瀬モードに入ったときに届くクリスマス柄のカードを想像してみてください…。

A 縁起物(幸運のモチーフ)
縁起物は、相手の幸せや幸運を願って選びます。季節を気にすることなく一年中使えるところも魅力です。幸運を招く「四葉のクローバー」、飛躍を意味する「兎」や福来郎などの当て字もある「梟」、経営者や商売をされている方へおくるのであれば、招き猫や宝船など商売繁盛につながる縁起物も喜ばれます。






B 名前
自分の名前にちなんでも、相手の名前にちなんでも構いまいません。ご自分の名前なら、あの人から届いた手紙だと直ぐにわかる目印になります。相手の名前なら、相手を思って選ぶことでより気持ちも伝わります。例えば「さくら」という名前であれば、春以外の季節でも桜がデザインされた紙を使ってみると、受け取った相手が「?」から「名前を表現してるんだぁ」に変わり印象に残ります。

C 場所
一番わかりやすい場所の表現は、旅先からの手紙です。旅先の風景などがデザインされたはがきで手紙を書きますよね、それと同じように、自分や相手の住んでいる場所や縁のある場所にちなんだデザインは、自分や相手を表現できます。また、相手との思い出の場所にちなんだデザインもロマンチックですよね。

D 趣味・職業
これも自分の趣味や職業と相手のもの、どちらでも使えます。例えば、相撲が好きな方なら力士がデザインされた紙、音楽を生業としている方なら音符がデザインされた紙など。自分や相手を表現したり、相手を思って選んだりすることで、気持ちが伝わりより印象に残る手紙となります。

B〜Dは、それぞれ相手に寄ったものか、自分に寄ったものかで表現できることや、伝わる印象が変わりますが、いずれにしても相手を思って紙を選ぶということが大切です。手紙を書くことは、文章を考えることだけでなく紙選びから始まっています。






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WRITER

大場 敦子 Atsuko Oba
+lab(プラスラボ(R)) クリエイティブディレクター
デザイン、印刷関連、雑貨店などの仕事を経て、株式会社山櫻で文具のブランド「+lab」のクリエイティブディレクターを務める。